PROFILE
岡本正人プロフィール
岡本 正人おかもと まさと
Masato Okamoto
- 株式会社 Immprex 取締役 / 免疫・再生医療統括
- 国際未来医療臨床医学会(SIFCM)専務理事
- (公財)仙台微生物研究所研究所長 理事
OUTLINE
略歴
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1988年(昭和63年)
徳島大学歯学部 卒業
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1992年(平成4年)
徳島大学大学院歯学研究科 修了
徳島大学歯学部 口腔外科学第2講座 助手
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1994年(平成6年)
米国ノースウェスターン大学医学部 病理学講座
Research Associate
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2004年(平成16年)
徳島大学歯学部 口腔外科学第2講座 講師
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2006年(平成18年)
武蔵野大学薬学部 薬物療法学研究室 客員教授
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2011年(平成23年)
慶應義塾大学医学部 先端医科学研所
細胞情報研究部門 准教授
鶴見大学歯学部 口腔内科学講座 臨床教授
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2014年(平成26年)
北里大学薬学部 先端免疫治療学講座 特任教授
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2017年(平成29年)
大阪大学大学院薬学研究科 先端免疫治療学講座 教授
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2021年(令和3年)
United Family Healthcare 招聘教授
(公財)仙台微生物研究所 研究所長・理事
POSITION
関連する学術団体役職等
- (旧)(一社)日本免疫・細胞治療学会 理事長(現SIFCM専務理事)
- (一社)日本統合医療学会 理事
- (一社)日本バイオセラピィ学会 評議員
- (一社)日本がん免疫学会 評議員
- (一社)総合免疫学術機構 理事
- 米国癌学会 Active Member
- 米国臨床腫瘍学会 Full Member
- エビデスに基づく統合医療研究会 理事
- (一社)日本口腔外科学会 専門医・指導医
- (一社)日本輸血・細胞治療学会 細胞治療認定管理士(責任医師)
- その他、数多くの学術団体において役職を歴任
SPECIALTY
専門分野
複合免疫療法、免疫精密医療、癌免疫療法、免疫バイオマーカー、口腔外科医として口腔癌治療に従事するも、標準治療の限界を感じて免疫療法の研究・開発を開始する。
特にToll-like receptorシグナルを利用した癌免疫療法および樹状細胞を用いた癌ワクチンの開発で功績を残した。
現在は、免疫抑制解除技術(チェックポイント阻害剤等)と癌ワクチンの併用による「複合癌免疫療法」と、患者の状態を把握するための遺伝子・免疫検査を組み合わせた「免疫・精密医療」の確立に注力している。
BOOK
著書
- 岡本正人、小井戸薫雄、下平滋隆、杉山治夫、癌に対するWT1ペプチドパルス樹状細胞ワクチンの開発、(株)技術情報協会編、ペプチド医薬品のスクリーニング・安定化・製剤化技術、第11章第6節、p465-474 / 2017.
- 高橋 豊、芝本雄太、岡本正人、三つの力で腫瘍だけをたたく「アイマックスがん治療」 / 講談社、東京、2009.
- 高橋 豊、岡本正人、がんを狙い撃つ「樹状細胞療法」 / 講談社、東京、2007.
- 岡本正人、分子メカニズムに立脚した今後のOK-432の臨床適応基準と治療戦略、癌免疫外科研究会編、エビデンスに立脚したBRM療法(非特異的免疫賦活剤)の臨床適応基準、p5-8 / 進行印刷株式会社、2004.
- 佐藤光信、岡本正人、原田耕志、第3章 口腔外科最新レビュー、癌の遺伝子治療の最近の進歩一頭頸部癌一、ー般臨床家、口腔外科医のための口腔外科ハンドマニュアル'03、瀬戸皖ー、野間弘康、香月 武、上田 実編、p127-130 / クインテッセンス出版株式会社、東京、2003.
DISSERTATION
論文リスト
原著
- 征矢良子、田口淳一、永川裕一、高橋 修、山洞典正、細川勇一、粕谷和彦、梅田尚季、岡本正人、辻谷俊一、土田明彦:アフェレーシス検体から血中循環癌細胞の分離、培養の試み。癌と化学療法、42(9):1069-1072、2015.
- 岡本正人:口腔癌に対する樹状細胞ワクチン療法~基礎から臨床へ~日本口腔腫瘍学会誌(口腔腫瘍)、23(4):123-127、2011.
- 岡本正人:標準治療不能膵癌に対するGEM/S-1併用樹状細胞ワクチン療法の治療効果。Biotherapy、24(4):308-314,、2010.
- 岡本正人:レンサ球菌由来リポタイコ酸関連分子の抗腫瘍免疫活性の解析とその口腔癌治療への応用。口科誌、57(2):201-212、2008.
- 岡本正人:口腔扁平上皮癌に対する放射線+S-1+OK-432を用いた手術前療法(ネオアジュバント)の有用性評価のための無作為化比較試験。Biotherapy、21(5):322-327、2007.
- 押川哲也、岡本正人、Ahmed SU、田野智之、佐藤光信:口腔癌患者におけるBcl-2/Bax遺伝子発現と治療効果。癌と化学療法、33(12): 1723-1725、2006.
- 岡本正人、田野智之、押川哲也、Sharif Uddin Ahmed、佐々井明子、Kan Shin、佐藤光信:放射線、5-FUおよびOK-432:IL-10、TGF-βの抑制効果、癌と化学療法、32(11):1556-1558、2005.
- 田野智之、岡本正人、押川哲也、Sharif Uddin Ahmed、佐々井明子、Kan Shin、佐藤光信:ヒト頭頸部癌細胞におけるOK-432活性成分によるToll-like receptor(TLR)4を介したp53非依存的アポトーシスの誘導、癌と化学療法、32(11):1562-1564、2005.
- 押川哲也、岡本正人、Sharif Uddin Ahmed、田野智之、佐々井明子、Kan Shin、佐藤光信:OK-432由来DNAの抗腫瘍活性、癌と化学療法、31(11):1559-1561、2005.
- 田野智之、岡本正人、佐々井明子、吉田秀夫、佐藤光信:ヒト頭頸部癌細胞株におけるToll-like receptor 2、4および9の発現と各リガンドに対する反応性、日本口腔科学会雑誌、54(3):344-352、2005.
- 岡本正人、Sharif Uddin Ahmed、押川哲也、古市幸子、田野智之、佐藤光信:担癌マウスにおけるTS-1およびOK-432併用樹状細胞腫瘍内投与療法の抗腫瘍効果、癌と化学療法、31(11):1627-1630、2004.
- 田野智之、岡本正人、押川哲也、古市幸子、Sharif Uddin Ahmed、佐藤光信:OK-432の免疫活性化機構の解析:貪食、活性成分の遊出とTLR4シグナルの活性化、癌と化学療法、31(11):1767-1769、2004.
- 押川哲也、岡本正人、古市幸子、田野智之、シャリフ ウディン アーメッド、吉田秀夫、佐藤光信:TLR4欠損マウスにおけるTLR4発現樹状細胞およびOK-432活性成分腫瘍内投与の抗腫瘍効果、癌と化学療法、31(11):1770-1772、2004.
- 岡本正人、古市幸子、田野智之、吉田秀夫、佐藤光信:TS-1およびOK-432併用樹状細胞腫瘍内投与療法の基礎的検討、日本口腔科学会雑誌, 53(1):14-21、2004.
- 岡本正人、古市幸子、田野智之、吉田秀夫、佐藤光信:担癌マウスに対する樹状細胞腫瘍内投与療法におけるOK-432由来リポタイコ酸関連分子の併用効果、頭頸部腫瘍、29(4):618-622、2003.
- 岡本正人、古市幸子、大江 剛、西川英知、田野智之、吉田秀夫、佐藤光信:OK-432有効成分によるToll-Like Receptor 4を介した樹状細胞活性化. 日本口腔科学会雑誌、52(2)、51-62、2003.
- 柴原孝彦、野間弘康、野村武史、高木 亮、横尾恵子、原田耕志、岡本正人、佐藤光信:下顎骨浸潤を引き起こす下顎歯肉癌—特に破骨細胞誘導サイトカインの役割— 日本口腔外科学会雑誌、49(3):171-178、2003.
- 岡本正人、押川哲也、大江 剛、古市幸子、西川英知、田野智之、アーメッド シャリフ ウディン、吉田秀夫、佐藤光信:A群溶血性レンサ球菌由来リポタイコ酸関連分子の抗腫瘍免疫増強効果:Toll-like receptor 4 signalingの関与、口腔組織培養学会誌、11(1):57-58、2002.
- 岡本正人、田野智之、大江 剛、古市幸子、西川英知、吉田秀夫、佐藤光信:頭頸部癌患者におけるToll-like receptor 4およびMD-2遺伝子発現:癌免疫療法剤OK-432の分子標的. 日本口腔科学会雑誌、51(5): 340-348、2002.
- 岡本正人、大江 剛、押川哲也、Sharif Uddin Ahmed、古市幸子、西川英知、田野智之、吉田秀夫、佐藤光信:Toll-like receptor 4/MD-2 Signaling:OK-432療法の分子標的. Biotherapy、16 (Suppl. II):62、2002.
- 青田桂子、東 雅之、岡本正人、板東高志、吉田秀夫、佐藤光信:免疫賦活剤OK-432により好酸球性血管性浮腫を認めた舌癌患者の1例、日本口腔外科学会雑誌、48(10):541-544、2002.
- 岡本正人、大江 剛、押川哲也、西川英知、古市幸子、田野智之、宇山佳代、吉田秀夫、佐藤光信:OK-432由来リポタイコ酸関連複合糖質の抗腫瘍効果はToll-like receptor 4欠損マウスにおいて消失する、Biotherapy、15(3):369-373、2001.
- 岡本正人、古市幸子、西岡安彦、押川哲也、大江 剛、西川英知、田野智之、Sharif Uddin Ahmed、曽根三郎、佐藤光信:OK-432由来リポタイコ酸関連分子の樹状細胞成熟化能:Toll様受容体-4の関与、Biotherapy、15(Suppl. II):82、2001.
- 大江剛、岡本正人、押川哲也、西川英知、古市幸子、板東高志、吉田秀夫、坂井徹、姫野國祐、佐藤光信、大久保新也:寄生植物ナンバンキセルよりサイトカイン誘導構造の分離、Biotherapy、14(5):514-517、2000.
- 岡本正人、大江剛、押川哲也、西川英知、古市幸子、吉田秀夫、佐藤光信:溶連菌由来リポタイコ酸標品の担癌ヌードマウスにおけるTh1サイトカイン誘導能と抗腫瘍活性、Biotherapy、14(5):518-522、2000.
- 岡本正人、合田永、大江剛、吉田秀夫、佐藤光信:OK-432より分離したリポタイコ酸標品のTh1-typeサイトカイン誘導活性、Biotherapy、13(5): 504-508、1999.
- 板東高志、辻本仁志、岡本正人、伊賀弘起、吉田秀夫、佐藤光信:完全静脈栄養施行中の亜鉛欠乏により発症した皮膚炎の1例.日本口腔外科学会雑誌、40(11):1160-1162、1994.
- 加地亮詞、岡本正人、板東高志、張木宏一、綛谷啓史、井川雅典、瀬尾重博、由良義明、梁川哲雄、吉田秀夫、佐藤光信:頭頸部癌患者におけるNK、LAK活性 の動態、日本口腔外科学会雑誌、38(2):229-235、1992.
- 伊賀弘起、吉田秀夫、白神直之、岡本正人、林 良夫、佐藤光信:同一耳下腺にWarthin腫瘍と多形性腺腫を併発した1例.日本口腔外科学会雑誌、38(9):1461-1462、1992.
- 岡本正人:溶連菌製剤OK-432のIFN-γ誘導部位を認識する単クローン抗体の作製とIFN-γ誘導物質の分離・精製.四国歯学会雑誌、5(1):19-40、1992.
- 加地亮詞、岡本正人、川又 均、伊賀弘起、ワリド アルアデイブ、由良義明、梁川哲雄、吉田秀夫、佐藤光信:頭頸部癌に対する局所養子免疫療法と放射線治療との併用療法、日本口腔外科学会雑誌、36(7):1720-1729、1990.
総説
- 岡本正人、吉田徳之、小林正学、小井戸薫雄.複合免疫療法の開発:免疫チェックポイント阻害剤とがんワクチン、Medical Science Digest、44(12):596-600、2018.
- 岡本正人:癌ワクチンとチェックポイント阻害剤の併用に関する検討、Pharm Stage、15 (10)、54-59、2016.
- 岡本正人:日本発樹状細胞がんワクチンVaccell®の臨床応用、W`Wave(日本癌病態治療研究会機関紙)、21(1):27-30、2015.
- 河上 裕、谷口智憲、中村公子、川瀬芳恵、野路しのぶ、大泉 梓、南雲春菜、長谷川 舞、徐 明利、岡本正人、桜井敏晴、藤田知信:特集「がん免疫学と免疫療法の新展開」がん免疫病態と免疫動態の評価、血液フロンティア、22(8):1183-1190、2012.
- 岡本正人:樹状細胞ワクチン~基礎と臨床~、Biotherapy、23(4):342-346、2009.
- 岡本正人:癌治療とTLR~樹状細胞ワクチン療法への応用~。エンドトキシ (ア) ン、2(2):34-39、2009.
- 岡本正人、矢崎雄一郎:テラ株式会社における樹状細胞療法の開発、細胞、39(6):275-277、2007.
- 両馬良樹、岡本正人:ピシバニール(OK-432)による抗原特異的細胞傷害活性の誘導、細胞,39(6):268-269、2007.
- 岡本正人:口腔癌の免疫療法:礎から臨床へーレンサ球菌、Toll-like receptor、樹状細胞—、四国歯誌 19(2):151-162、2007.
- 岡本正人、矢崎雄一郎:特集「メラノーマ」メラノーマに対する樹状細胞療法—全身投与と局所投与—、細胞 38(14):587-589、2006.
- 岡本正人、佐藤光信:特集「エビデンスに基づいたバイオセラピィ」頭頸部癌におけるOK-432の治療効果 Biotherapy、20(4):381-387、2006.
- 岡本正人:特集[樹状細胞ワクチン] OK-432を併用した口腔癌に対する樹状細胞療法BIO Clinica、20(2):53-58、2006.
- 両馬良樹、岡本正人:OK-432(ピシバニール)の樹状細胞に対する作用、細胞 37(7):279-280、2005.
- 両馬良樹、岡本正人:「癌免疫療法の展望」Toll-like receptorとOK-432(ピシバニール)の樹状細胞成熟化作用—OK-432を用いた癌免疫療法の展望— BIO Clinica、19(12):46-49、2004.
- 岡本正人:特集[Toll-like レセプター] Toll-likeレセプターとがん免疫療法、分子細胞治療、2:625-632、2003.
- 岡本正人、佐藤光信:特別企画[Toll-like receptor] Toll-like receptorとOK-432、Biotherapy、17(5):494-499、2003.
- 岡本正人、大江 剛、押川哲也、西川英知、古市幸子、田野智之、Sharif Uddin Ahmed、吉田秀夫、佐藤光信:Toll-like receptor 4遺伝子発現と抗腫瘍効果、頭頸部腫瘍、27(3):651-657、2001.
- 岡本正人、佐藤光信:レンサ球菌由来癌免疫療法剤OK-432の活性分子およびその分子標的、口腔組織培養学会誌、10(2):17-33、2001.
- 佐藤光信、岡本正人、板東高志、伊賀弘起、由良義明、吉田秀夫:口腔癌におけるUFT+OK-432+RT同時併用療法、Tumor Dormancy Therapy、1(4):89-94、1999.
SYMPOSIUM
SIFCM国際未来医療臨床医学会 第1回シンポジウムより
【演題】癌に対する免疫・精密医療: 免疫のアクセルとブレーキを操る
我々はこの度、国際未来医療臨床医学会(SIFCM)を立ち上げました。
未来医療とは、本当の意味での精密医療(PrecisionMedicine)であると考えます。
癌や生活習慣病など様々な疾患に対するリスク検査を用いて患者の状態を把握し、それに合った予防法・治療法の組み合わせを提供する事が「真の精密医療」であり「未来医療」なのです。
そのコンテンツの中で私が注目したのが、患者の免疫機能ならびにそれを整える為の免疫療法です。
様々な疾患の発症、予防ならびに治療効果や予後において、患者(未病、健常人含む)の免疫状態が重要な役割を果たしている事は疑う余地がありません。
免疫関連バイオマーカーにより、①患者の免疫状態を明らかにして各々の治療法が効果的な患者(Responder)と効果がない患者(Non-responder)を判別する事、②各々の治療法が免疫状態にどのような影響を与えるかを明らかにする事、③①②の結果から各々の患者に対して最も有効な複合治療(個別化複合治療)を提供する。
これが未来医療の確立に直結すると考えています。
我々は、各治療を施行された癌患者において治療前の免疫パラメーターの解析を行い治療効果や予後との関連性を検討し、免疫療法、化学療法および放射線治療等の治療効果あるいは術後の再発等と関連する幾つかのバイオマーカー候補を同定しました。
興味深い事に、これらのバイオマーカー候補の多くは免疫抑制に関連する因子、すなわち「免疫のブレーキ」でした。
これらの免疫バイオマーカーは、個々の患者における治療法の選択基準となるのみならず、各患者の免疫抑制環境を把握し、それぞれの免疫抑制パターンを解除する事により、各治療の効果を高め良好な予後を獲得する事ができ、新規治療戦略の構築、さらに疾患予防戦略においても大きなベネフィットをもたらすと考えられました。
一方で、我々は、より有効な癌ワクチン「免疫のアクセル」の開発を行いました。
従来の癌ワクチンの効果が、総じて満足できるものでない原因は、癌患者においては、癌ワクチンの効果発現に最も重要な働きをしている樹状細胞(Dendriticcell:DC)の数が少なく、機能低下が起こっている事です。
我々は、患者由来のDCをexvivoで培養する事で数を増やし、機能を増強させる技術を開発し、この樹状細胞癌ワクチン(DCワクチン)の臨床応用を行い、膵癌、肺癌、頭頸部癌等、多くの癌種において良好な治療効果を獲得し報告してきました。
各患者の免疫抑制状態を把握し、免疫抑制を解除した後、DCワクチンを投与する事により更なる治療効果の向上が期待できると考えられます。
「免疫のブレーキを解除しアクセルをふかす」この考えに基づいて、我々は「エビデンスに基づいた新規免疫抑制阻害技術を併用した個別化複合免疫療法」を開発中であります。
本シンポジウムではその概要ならびに代表例を紹介させて頂きます。
出典情報「『国際未来医療臨床医学会(SIFCM)第1回シンポジウム抄録集』より転載」